相場と見積もり比較方法

外壁塗装の相場と見積書の比較方法をお教えします

さいたま市、越谷市、春日部市などで地域密着にこだわった外壁塗装をご提供する東武塗装工業が、外壁塗装の外壁塗装の相場と見積書の比較方法についてお教えします。「相場」と「見積もり」の正しい知識を持ち、納得の施工を実現しましょう。

外壁塗装の相場

工事費には「塗料」「養生資材」「足場代」「工事人件費」「営業人件費」「営業経費」などが含まれ、これらを塗装面積で割った金額が「塗装単価(坪単価)」となります。塗装面積は敷地面積ではなく、延べ床面積で計算するのが一般的です。

一般的な住宅規模(30坪の戸建て住宅)の場合、相場は40~70万円ほどになります。ただし、外壁塗装を行う住まいの面積だけでなく、使用する塗料、付帯する工事(例えば足場を設置するかどうか)などによっても費用は大きく変わってくるのでご注意ください。性能が高い塗料を使用すればそれだけ工事費も上がりますが、耐久年数も長くなるので長期で考えるとお得になる場合も多くあります。

見積もり時に確認したい主なポイント

では、実際に外壁塗装にかかる金額を、見積書の例を参考にしながら見ていきましょう。以下は築11年の一般住宅。1階と2階を合わせて約30坪の住まいを、職人2人で作業した場合の見積書です。

項目 坪面積/平米 坪単価 合計
足場 30坪/100㎡ 3,300円 99,000円
高圧機での洗浄 30坪/100㎡ 1,000円 30,000円
養生・マスキング 30坪/100㎡ 1,000円 30,000円
飛散防止ネット 30坪/100㎡ 500円 15,000円
下地の補修 20,000円
下塗り 30坪/100㎡ 3,000円 90,000円
シリコン系塗料 30坪/100㎡ 7,000円
(中塗り・上塗りの2回)
210,000円
付帯部塗装(破風・軒裏・雨樋) 56,000円
 合計(税別) 550,000円
細目ごとに料金が記載されているか

概算見積もりではどこにどれくらいの費用がかかっているか、そしてそれが適正かどうかを判断できないので、上記のように細目ごとに金額が記載されている見積書だと安心です。気になった作業や金額があれば、担当者に問い合わせましょう。

塗料のメーカー名や商品名が記載されているか

一般的な見積書には、備考欄が設けられています。例えば塗料の項目で、塗料の種類のみでメーカー名や商品名が記載されてない場合は確認するようにしましょう。同じシリコン系塗料でも、塗料によって大きく金額が変わることもあります。

足場などが無料になっていないか

足場代の費用がかからないということはあり得ません。ということは、どこか他のところで採算を合わせている可能性が高いと言えるでしょう。「サービス」「無料」などと書かれている細目があったら、確認してみるべきです。

下地処理ではどんな作業を行うのか

下地処理には、「クラック処理」「爆裂処理」「ケレン」などのさまざまな作業が含まれています。クラック処理の方法やケレンの有無によって見積もりの金額は変わってくるので、把握しておきましょう。

塗りの工程がどのようになっているか

下地処理に加えて下塗り、中塗り、上塗りという工程(3回塗り以上)を経ることが記載されていれば問題ないと思われますが、この工程が書かれていない場合は確認しましょう。なお、下塗りは「プライマー」や「シーラー」などと記載されているケースもあります。

保証に関する記載があるかどうか

保証をうたっている外壁塗装業者の場合、見積書に保証の条件が記載されていることがあります。その場合は、どのような保証内容なのか、期間や例外となるケースなどを詳しく確認しておきましょう。保証に関する記載がない場合は、明文化したものを別途もらうようにしてください。